キャビネット類の丁番には、ほとんどスライド丁番というものが使われています。このスライド丁番は、前後、左右、上下に扉を動かせる調整ネジが付いていて、使用しているうちにこれが緩んできて扉にズレが生じたり、開けにくい、ガタついてしまうことがあります。そのまま使い続けると扉の位置ズレが進行し扉どうしが干渉し、側面が擦れて傷んだり、扉が閉まりきらなくなり扉が落下してケガをすることがあります。そんな場合には、取扱説明書にしたがって丁番にある三つのネジを調整して下さい。扉を開け閉めしながら、左右のバランスを見て少しずつ調整するようにしましょう。(扉の脱落に注意して下さい)
※年数経過により、吊り戸棚等を固定しているネジが緩み、ガタつきや落下してケガをする恐れもありますので、併せて固定具合を確認して下さい。